レイアウトの基本2:視線計画

視線計画というのは、動線上や着座位置から何が見えているか、どのように見えているかをデザインすることです。
その空間をどう感じるかは、結局視界に入っているものを捉えて感じているわけですから、広く感じたり明るく感じたり、すっきり感じたりする空間を創るというのは、視界に入っている絵をコントロールする事と同じです。

 

重要なポイントは、部屋に入った瞬間と長くいる場所(多くは着座の場所か作業場所)です。それぞれの場所における視点の高さでどう見えるかを考えます。

 

そして、その時のガイドラインとなるのが、そのお部屋のコンセプトです。お部屋のコンセプトは、例えば“シンプルですっきりと広く感じるモダンなお部屋”とか“個性があり人が集まって活気のあるアジアン風なお部屋”など、自分がそのお部屋に求めている基本構想です。ゾーニングをする際に、そのコンセプトから考えた時各エリアをどう配置すれば、そのコンセプトに沿っているかを確認することで、どちらの方がより自分の目指すお部屋に近くなるかを判断できます。

 

例えば、先ほどの例ですと、“すっきり広く”感じたいわけですから、「視線の抜け」が重要な地点と視点において、ちゃんと確保されているかを重視して考えます。
座ってみたときには立っている場合とは異なる視線になりますから注意することと、視線の距離を長くする為の着座の向きも、この時点で想定がついてきます。

 

また、“人が集まって活気のある”お部屋にしたい場合は、集まる広さが必要ですが、一方で広さも広すぎると話す距離が遠く感じますから、想定されるお客様の数に合わせてエリアの広さがある場所を設定します。また、お部屋にはどうしても生活感がある部分が出てきますから、あまり見られたくない部分が、人が集まる地点と視点から見にくいように着座の向きを設定していきましょう。

 

他にも、色々なコンセプトがそれぞれに持たれていると思いますので、それを考えたときに注意したいポイントを挙げて、それを満たす視線計画を立ててみましょうね♪

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